有機系紫外線吸収剤(PABA系、ケイ皮酸誘導体などの紫外線吸収剤)については、製品への配
合量に規則が設けられており、お肌への安全性に関しても以前から問題になっています。接触や
紫外線による過敏性などの皮膚トラブルが警告され、皮膚刺激をともなう事例も多く認められて
います。こうした有機系紫外線吸収剤による紫外線防御の安全性の見直しと、高度な紫外線防御
を期待する市場の要望により、安全な「機能性紫外線遮断成分」を開発しました。
1)長時間紫外線カット効果を保ち、紫外線を防御します。
・・・数時間ごとに付け直す必要はありません。
2)ファンデーション原料の天然無機顔料由来
・・・安全性が高く、お肌へは刺激がまったくありません。
3)紫外線A波、B波の広範囲に効果をもっています。
・・・紅班や日焼けによるシミ、ソバカスを防ぎます。
4)紫外線遮断効果ばかりでなく、総合的な紫外線対策成分を配合しています。
1)抗炎症成分:カミツレ油・カミツレエキス・ゲンチアナエキス
紫外線吸収作用をもつアズレンを主成分としたカミツレ油、皮膚炎症を緩和するフラボノイドやタンニンを主成分とするカミツレエキス、ゲンチアナエキスを配合して、お肌を紫外線による炎症、刺激、肌荒れを緩和し、日焼け後の紅班の発生を防ぎます。
2)過酸化脂質抑制、SOD様成分:メリッサエキス・ローズマリーエキス
皮膚上に発生する活性酸素は過酸化脂質をつくりだし、お肌の老化を促します。
SOD様抽出エキスは、発生した活性酸素の消失を促し、紫外線の影響によって発生しやすくなった活性酸素のお肌への悪影響を防ぎます。
3)油性成分:スクワラン・ホホバオイル
紫外線の影響を受けない、安全性の高い油性成分を配合。機能性紫外線遮断成分の分散性を高めて、高い紫外線カット効果を常に保つ働きを助けます。
4)機能性紫外線遮断成分をさらにシルク繊維で裏ごし
製造工程でシルクの細かい生地に天然成分を裏ごしさせることで、他には見られない粒子の細かさが選られ、その微粒子にシルクの特性が生かされます。 |