「美しい素肌は、洗顔だけが基本。」と広告に書かれていますが、本当に洗顔だけで綺麗になれるのでしょうか。私は、人一倍スキンケアに気を使っていろいろな種類の化粧品を使っていますので、洗顔だけが基本と言われても、興味はあるのですがいざ買うとなれば心配です。(39歳の主婦)
ソープのサンプルをご応募されてこられた方の中でこの質問をされた方が多くおられましたので、今回あなた様の質問を取り上げてお答え致します。多分、この広告を見られておられるほとんどの方々も同じように思われておられることと思います。
お肌が分泌物の排出機能だとご存知でしたか。
お肌は、汚れや分泌物の出口で外から内への吸収力がほとんどありません。
メイクや汚れや古い角質などで出口をふさがれたお肌は、お肌の新陳代謝が鈍ってトラブルを起こす原因になります。
そのような荒れたお肌にその場限りのごまかしの基礎化粧品で過剰なお手入れをしたり、メイクアップのつきをよくさせたりすることは、荒れたお肌に余計ダメージを与えてトラブルを積み重ねるだけです。洗顔が基本であるというのは、日々メイク、汚れ、古い角質を綺麗に落とすことでお肌の新陳代謝を高め、皮膚本来の美しくなろうとする治癒力(機能)を高めるということなのです。
だから、お肌に優しい洗浄力に優れた洗顔ソープを使わなければならないのです。
良い洗顔ソープで洗顔し新陳代謝が高まった後は、吸収力の少ないお肌ですので、高品質の内容成分と保湿成分が配合されたものを与えなければ、スキンケアの意味がありません。
これまでのスキンケアは、「足し算」の考え方が主流であったことから、何か習慣のようにいろいろな商品を使っていたので、「洗顔が基本」とか「シンプルケア」とかいったスキンケアに物足りなさを覚えられる方が多くおられるようです。
ですが、顔と身体の皮膚が同じとご存知でしたか。
身体を長年石けんで洗っているだけなのに、何かトラブルがあったでしょうか。
しかし、いろいろな基礎化粧品で過剰なお手入れをしているお顔は、年齢とともにトラブルが増えています。
顔も身体も同じ皮膚構造から、石けんだけで洗っているのに身体にトラブルがなく、お手入れをしているお顔にトラブルがあるということは、やはり化粧品で過剰な手入れが原因だとお分かり頂けると思います。
上述から、洗顔の大切さをご理解いただけたと思います。
しかし、良い洗顔ソープで綺麗に洗っているだけで何もしないで良いのではありません。
では、綺麗に洗顔された後のスキンケアをお話しましょう。
良い洗顔ソープで綺麗に洗顔した後は、水分をたっぷりとお肌に与えて下さい。水分といっても水を与えるのではなく、保湿成分が配合されたローションを与えてください。お肌には水分が一番必要なのです。乾燥肌だからクリームやオイル、乳液をつけている方がおられるようですが、お肌は油分の高いものを与えるとお肌本来もっている皮脂の分泌が悪くなり余計に乾燥肌になります。水分(保湿成分)を与えるとお肌本来の新陳代謝が高まり水分の分泌が良くなり、それに伴って皮脂の分泌も働いてきます。目のまわりは、もともと水分や皮脂の分泌が非常に少ないので、年相応にアイクリームやエッセンスが必要です。
1.乾燥肌ケア
今までの過剰なお手入れですでにトラブルを起こしているお肌は、洗顔ソープとエッセンシャルローションのシンプルケアでそのトラブルがすぐに改善するのは難しいです。
例えば、洗顔ソープで洗顔した後にツッパリやカサカサを感じられた方は、すでにお肌が痛んでいることを教えています。
エッセンシャルローションをたっぷりとつけるのも良いですが、化粧水(ローション)をエッセンシャルローションの後にプラスすることをお勧めします。
この時点で足し算になりますが、お肌のメカニズムからお肌が吸収するだけ水分を与えれば、一年後からお肌から水分、油分(皮脂)が出てくるようになり、今までの使用量の半分ほどで済むようになりますので、その時は化粧水を止めて元のシンプルケアに戻してあげる、要するに引き算になる訳です。
2.シミのケア
このシンプルケアでもシミが取れた、薄くなった方がおられます。
シミは、良い洗顔ソープで取れますが、日々紫外線の影響を受けていますので、次から次へとシミの細胞が皮膚表面に上がってきます。
皮膚表面に上がってきたシミの細胞(古い角質)を洗顔で取っても、これではきりがありません。やはり、紫外線からお肌を守るケアをしっかりすることが先決です。
出来てしまったシミは仕方ありませんが、エッセンシャルローションには良質のアミノ酸が配合されていますので、メラニンを薄くさせる働きがあります。
しかし、長年出来ているシミのケアには、それなりの濃縮された良質のアミノ酸が配合されたスペシャルケアを一時期プラスして頂くことをお勧めします。
ある程度改善されれば、元のシンプルケアに戻す(引き算)ことがポイントです。
3.シワのケア
乾燥肌のケアと同様に、たっぷりと水分(保湿成分)を与えることです。
目元、口元、首筋には、十分に水分を与えてください。
特にシワが多い方は、化粧水(ローション)とαタイプコラーゲンが配合されたエッセンスをプラスされることをお勧めします。
目元には、上述のように汗腺と皮脂腺が少ないのでエッセンスかアイクリーム(モイスチャークリーム)をお勧めします。
お肌に潤いを与えればお肌が柔らかくなり弾力性がでてくるので、そうなれば引き算ケアで一つずつ止めて、元のシンプルケアに戻すことがポイントです。
目元だけは特別ですので、年相応にスペシャルケアを続けてください。
スキンケアは、出来れば寝る2時間前にするのがポイントです。
皮膚の新陳代謝が活発になる(細胞が作られる)時間をご存知ですか。
夜の10時から夜中の2時ですので、8時に夜のお手入れをして、10時に寝るのがベストです。
それ以降のお手入れは、お肌自体吸収が少ない上、吸収されにくくなり、睡眠の間に肌の上で汚れに化すという考え方もありますので、夜のお手入れの時間もかなり重要な問題です。
近頃の若い人に夜型人間が増加している傾向ですが、それはそれなりに朝方スキンケアもあります。しかし、人間の生体リズムから早寝早起きも素肌美人の基本と言えます。
肌の色、艶は、ストレス度を映し出す鏡と言っても過言ではありません。
仕事からのプレッシャー、結婚してからの生活、子育てなどなど。
女性の場合は、病気になるより早く肌にその兆候が表れてくるとも言われています。
例えば、神経質な人ほどシミになりやすいとか、精神的な面から起こるトラブルが良く見られます。
肉体的にも精神的にもストレスのない毎日を心がけるのも美しいお肌を保つ大切なポイントです。
お解りいただけたでしょうか。美しいお肌を保つには、内面からの作用が大きく影響します。
真のスキンケアとは、洗顔を基本にしたシンプルケアでお肌本来の美しくなろうとする機能を助けてあげることなのです。